宝石鑑定は、宝石店で無料で行っているところもあるようですね。
宝石鑑定を行うには、宝石鑑定士・鑑別士の資格が必要ですが、この宝石鑑定士の資格は公的なものでなく、民間で認定される資格です。
このため、宝石鑑定士・鑑別士の資格でも認定する機関によって、資格の名称や内容も違います。
宝石鑑定はその宝石が本物であるかを調べる「鑑別」と、宝石の質(等級)を決める「鑑定」とがあります。
宝石鑑定で宝石の等級はカラット(CARAT)、カット(CUT)、クラリティ(CLARITY)、カラー(COLOR)を基準にして行われます。
この4つの基準の頭文字がCなので、4Cとも呼ばれたりしますね。
宝石店などである程度の大きさの宝石のついたジュエリーを購入すると、宝石鑑定書付きのことがほとんどです。
しかし、宝石鑑定書がなく自分の宝石が本物なのか、よい品なのかを知りたいと思ったときに、宝石鑑定士に
鑑定書を作ってもらうこともあると思います。
これは、購入した宝石店でもいいですし、お近くの宝石店でも依頼すれば鑑定書を作ってくれます。
私が以前に勤めていたお店では、鑑定士がいなかったので鑑定センター(名称は違いますが)に宝石を送ってから、1週間くらいで
鑑定書を作ってもらっていました。
小さな宝石店でそこに鑑定士がいなくてもこういった経緯で鑑定書は作ってもらえますから、依頼してみるといいですよ。
宝石鑑定には、もちろん費用がかかります。
宝石の鑑別の場合は、3000円程度、宝石鑑定は3000円〜4000円程度、宝石鑑定書を発行してもらうなら宝石鑑定料金にプラス
別途4000円くらいかかります。
宝石鑑定士・鑑別士になるための学校も多くありますが、意外なことに通信教育もたくさんあります。
GGホームスタディプログラムという宝石鑑定士・鑑別士のための教育プログラムは、自宅で勉強をしつつ実技と試験が別に行われます。
これは、国際的に評価が高いGG(Graduate Gemologist)を、取得するものでダイアモンド エッセンシャルコース、
ダイアモンド グレーディングコース、カラードストーン エッセンシャルコース、カラードストーンコース、宝石鑑別コースに
分かれていて、このコースを順をおって受講することになり、全てを受講するとGGディプロマを取得することができます。
この宝石鑑定士・鑑別士になるための、GGホームスタディプログラムの受講期間は18ヶ月で、受講料は1,401,750円、器具代約206,340円
となっています。
かなり高額なように思いますが、ちょっとした英会話のスクールでも18ヶ月通えばこれ以上の受講料になってしまうかもしれませんね。
JBS 宝石鑑定士資格コースでは、通学での学習で宝石鑑定士・鑑別士を目指すコースです。
受講は全25回で、費用は、受講料220,500円となっています。
GGレジデンスプログラムも通学で行うのですが、GGホームスタディプログラムと同様のGraduate Gemologistを目指すプログラムで
こちらは6ヶ月の受講です。
宝石鑑定士・鑑別士の仕事は、宝石の本物・偽物を判断したり、宝石につけられる鑑定書を作成する鑑定(グレーディング)があります。
宝石鑑定士・鑑別士は独立して宝石の鑑定・鑑別、宝石の販売や買い付けなどをすることもありますが、宝石は高価ですので独立時の資金などを考えて
ほとんどの人がジュエリーメーカー、大型の宝石店で就職するようです。
また、最近では質屋での鑑定も需要が高いので、求人のあることがあるそうです。